波照間島で最もスタンダードな民宿、うりずん家宿泊記

波照間島で最もスタンダードな民宿、うりずん家宿泊記

2011年から2017年の間に4回宿泊、波照間島で最も泊まった民宿うりずん家。

1泊2食付きで5000円、昔ながらの古民家を改装した民宿で掃除もされている、おじいとおばあとの会話が楽しく、夜は泡盛がふるまわれ宿泊客同士でゆんたくが盛り上がり、宿泊客の年齢層も20代から40代まで幅広く男女比率ほぼ同じくらい、常連客が幅を利かせず初めて泊まる方でも過ごしやすいと、たくさんある波照間島の民宿のいいとこ取りしたような民宿で、繰り返しリピートしています。

部屋は母屋と離れがありどちらも宿泊したことがありますが、母屋の場合襖で仕切られているだけで、上の空間はつながっているので、他の方の物音が気になる方は離れを希望された方がいいと思います。トイレやシャワー等の水まわりに関して古さは感じますが、波照間島の民宿の中では清潔な方で個人的には気になるレベルではないです。

うりずん家に宿泊するときは17時くらいに早めに宿に戻って、外のゆんたくスペースでオリオンビール飲んだり、音楽聴いたり、本読んだり、他の宿泊客の方と話しながら、天気が良い日はみんなでニシ浜に夕日を見に行こうとなることが多いです。

夕日を見に行って宿に戻るとちょうど夕食の時間。食事は正直普通の家庭料理でうるま家の方が美味しいなーと思うのと、飲んだ次の日にそこまで食べれないのでいつも泊まるときは1泊夕食のみにしてます。

夕食後は星空観測タワーに天体観測に行かれる方もいますが、だいたいは夕食の流れでゆんたくが始まります。
ゆんたくにおじいやおばあが入ることはなく宿泊者同士で盛り上がる感じですが、変に仕切ったり内輪ネタで盛り上がる常連客の方には会ったことないですし、初めてうりずん家に泊まられる方や波照間島が初めての方も毎回多いので、ゆんたくの輪に入れるか不安に思う必要はないかなーと。

うりずん家のおばあから泡盛と氷セットを振舞ってもらえますが大体いつも足りなくなるのと泡盛が苦手という方もいるので、みんな好きなお酒やコーラなどのソフトドリンク、スナック菓子などのつまみを思い思いに持ち寄る感じで、お酒が飲めなくても全然問題なし。

消灯時間の23時にゆんたくを終え共有スペースを片付けた後は、5分くらい歩いたところにある集落の灯りが届かないさとうきび畑に行って、みんなで道路に寝っ転がりながら天体観測する感じです。
流れ星が何個も流れ、天の川がはっきり見えて、タイミングによっては南十字星も見れて、初めて見たときは衝撃でしたし、何回見ても感動するレベルです。

おじいとおばあのもてなしに対してヘルパーの態度がイマイチだなーと正直いつも思うのですが、それ以外の面が良いのでまあまあ許容範囲ですし、うるま家ほどではないかもしれませんが人気が高く、GWや夏休み、大型連休などの繁忙期は比較的早めに予約が埋まりがちなうりずん家。初めて波照間島に行かれる方や、民宿に初めて泊まってみたい方におすすめしたい民宿です。