旅人同士の交流が楽しい、波照間島ゲストハウスNAMI宿泊記

旅人同士の交流が楽しい、波照間島ゲストハウスNAMI宿泊記

2016年10月、波照間島で唯一のゲストハウスであるゲストハウスNAMIに宿泊してきました。

波照間島には何回も行ったことがありますがゲストハウスNAMIには泊まったことがなく、前回うりずん家で一緒になった方からゲストハウスNAMIもゆんたくが面白いよーと教えてもらったことをきっかけに、初めて宿泊してきました。

波照間島の他の民宿やホテルと同じように、石垣島港から波照間島行きの高速船乗船前に電話をすると、波照間島港まで迎えにきてくれます。
この日は3連休前の平日だったこともあってか送迎はわたし一人で、宿のオーナーではなくヘルパーの女性が車を運転していました。

ゲストハウスに着くと本来ならチェックインなのですが、別のお客さんが波照間島港にいるからちょっと待っててと言われ、外のゆんたくスペースで30分ほど待ちぼうけ。
宿のおばあはとても良い人なのですが、ヘルパースタッフはちょっと愛想にかけ、態度もあまりよろしくない感じで少し残念でした。こればっかりは仕方ないですね。

1泊素泊まりで2800円と非常に安いですが、レンタサイクルは1日1000円と波照間島の他の民宿に比べても少し高め。

各部屋にはぐるくん、かじき、まぐろなど八重山諸島で水揚げされる魚介類の名前がついており、この日はウミガメに宿泊しました。
部屋は和室6畳できちんと掃除もされており、トイレやシャワーの水回り含め清潔感も問題なし。
この日は一人で一部屋使えましたが、繁忙期は一人旅の方同士で相部屋になることもあるそうなので気になる方は事前にご確認を。

素泊まりのゲストハウスなので夕食はありませんが、希望制でゲストハウスNAMI自家製の豆腐とお刺身を夕食時にいただくことができます。500円です。
この日は豆腐とお刺身は注文せずに、同じく一人旅できていた女性3人と一緒にゲストハウスNAMIから歩いていける居酒屋あがんに行って、沖縄料理を満喫。

夕食後は、一人旅でリピーターの男性2人、友達2人で関西から旅行に来ている女性を交え、外のゆんたくスペースでゆんたく開始。
うりずん家やうるま家のように泡盛のサービスはありませんでしたが、宿泊客もそれを知ってかオリオンビールや泡盛、おつまみを持参してきてる方が多かったので、食べるもの飲むものに事欠くことはありませんでした。

ゆんたくは消灯時間の23時ごろまで盛り上がり、その後は集落から少し離れた道路まで移動して、寝っ転がりながらみんなで星を眺めていました。

旅行サイトなどで常連客が多くて幅を利かせているとの口コミを多く目にしましたが、4人以外はゲストハウスNAMIが初めての方で、リピーターの方々も偉そうにしているとか内輪ノリで盛り上がることはなかったので、こればっかりはその時に宿泊しているゲストによるんでしょうね。

この日は20代の男性や女性から、30代の女性、40代の男性と宿泊客の年齢層は幅広かったですが、女性は20代の方が多く、男性は比較的年齢層高めの方が多いとのことでした。

素泊まり宿なのであまり過剰なサービスとかはありませんが、波照間島でできるだけ安く泊まりたい、夕食は居酒屋や他の飲食店で食べてみたい、ゆんたく盛り上がりたい方にオススメのゲストハウスNAMIです。