サプライズに次ぐサプライズで感動!波照間島 けだもと荘宿泊記
2006年のゴールデンウィーク、当時学生だったわたしが初めて波照間島に行った時に泊まった民宿、けだもと荘。
初めての八重山諸島・離島旅行、初めての波照間島、初めての民宿と初めてづくしの中、tripadvisorも4travelも無いので口コミを事前に調べることもできず、何となくの直感で選んで泊まったのですが、結果としては大正解だったなーと思ってます。
宿泊する1ヶ月ほど前にけだもと荘に電話すると、石垣島の港を出る時電話してね、高速船は欠航になる可能性あるから気をつけてね、船酔いするならば後ろの方に座るか事前に酔い止めを飲んでおいた方がいいよ、などなど波照間島のお作法が全く分かっていないわたしは、だ、大丈夫か…と不安になりながら、欠航に備え1便を予約し、教えられた通り酔い止めを飲み、けだもと荘に電話をかけ、と教えてもらった通りに対応。
波照間島の港に着くとけだもと荘のプラカードを持った女性の方がいて何となく安心感を覚え、同じく宿泊される方とちょっとぎこちない感じで車に乗り、宿に直行。
玄関入ると目の前にある居間で他の宿泊客の方と一緒にチェックイン。
1日目は6畳ほどの部屋に一人だったのですが、2日目は相部屋で広めの和室に一人旅の女性が3名でした。相部屋になることを聞いていなかったので少しびっくりしましたが、まあいいかと。
昔ながらの建物を民宿にしているようなので若干バストイレや食堂なども古さを感じますが、掃除がしっかりされているので汚さを感じることはなく清潔感問題なしでした。
チェックインが終わりけだもと荘のおにいさんから、夕食前に希望者で夕日を見に行くけどいく?と声をかけていただき、勿論行きます!と即答!
夕方まで時間があったので、けだもと荘でレンタサイクルを借りて波照間島の集落を散策しオリオンビールなどを買い込んで宿に戻ってくると、この日の宿泊客10名くらいが集まっていて、海へ移動。7割くらいが一人旅だったので、また一安心。
自転車では行きにくい場所に車で連れて行ってくださり、30分ほど海岸線から夕日を眺めました。
この日は水平線に雲がかかっていて太陽が海に沈む瞬間は見れませんでしたが、それでも雲が夕焼けていく様はとても綺麗で、けだもと荘にしてよかったなーとしみじみ。
これは次の日に車で海へ向かう際にとった夕焼け。
宿について外から入るタイプの食堂に移動して夕食。
波照間島で製造されるも流通量が少なく幻の泡盛と言われる泡波がいきなり振る舞われてびっくり!この時は泡盛の美味しさがあまり分かっていなかったのですが、それでも美味しい美味しい言いながらおかわりしちゃいました笑
お料理は、お刺身にもずく、とんかつなど沖縄料理と家庭料理をミックスしたような感じで美味しかったです。ご飯お代わりできるので男性の方でも十分満足できるかと。
夕食後は各自部屋に戻ってお風呂に入ったり着替えたりした後、外のゆんたくスペースでゆんたく開始。宿のおにいさんやヘルパーさんも交えてのゆんたくで、波照間島が初めての私にとっては聞くこと聞くことが新鮮で驚きだらけ。
お兄さんの女性と男性に対する態度の違いが気になったこと以外は、とても楽しいゆんたくでした!
楽しい夜はあっという間に過ぎて、眠い目をこすりながら翌朝同じ部屋の3人で朝日を見に行き、けだもと荘を出発する際にはみんなが手を振りながら見送ってくれて、あー名残惜しいなーと思っていたら、なんと昨日ゆんたくで一緒だったみんな波照間島港まできてくれるサプライズ。
帰る時には向かって右側の方がいいよー、と言われ、右側の方が揺れないのかな、なんて思いながら乗船し石垣島に向け出航すると、みんなが桟橋まで走って見送ってくれる、サプライズに次ぐサプライズ!
言葉にならないくらい感動しました…
その後波照間島に何回も足を運ぶことになったのもこの時の体験があってこそで、初めての波照間島でけだもと荘を選んでホント正解でした!