【2019年最新情報】実は安全?キューバ・ハバナの治安、キューバ旅行の注意点について

【2019年最新情報】実は安全?キューバ・ハバナの治安、キューバ旅行の注意点について

※2019年1月24日更新※

キューバを取り上げる雑誌やテレビなどが増えキューバ旅行を検討されている方も多いと思いますが、気になるのはやはり治安ということで、過去3回キューバに旅行した体験に基づきキューバの治安について紹介します。

日本人にはあまり馴染みがないキューバですが、2016年にアメリカと国交が回復、フィデル・カストロ前国家評議会議長の死去などでメディアに取り上げられる機会も増えてきて、旅行を検討されている方も多いと思いますので、私の旅行経験から街の雰囲気、スリ・窃盗などの犯罪状況などキューバ・ハバナの治安についてお伝えできればと。

キューバの治安について

一般論では無く、私が実際に旅行した経験からですが、キューバの治安は極めていい部類に入ります。同じく中南米のメキシコやグアテマラ、ボリビア、アルゼンチンなどとは比べものにならず、イタリアやスペイン、ハンガリー、オランダなどヨーロッパ諸国の方がよっぽど危なく感じました。

中南米と聞くと治安が悪く強盗や殺人が頻発しているイメージがありますが、キューバの治安はカリブ・中南米諸国内ではかなり良い部類に入り、外務省の海外安全HPでも、ウイルス感染症以外で渡航情報について注意喚起されていない状況です。(2018年3月24日現在)

ハバナで深夜の1時ごろに撮影した写真です。深夜にカメラを首から下げて持ち歩いていてもカメラで撮影しても全く危なさを感じないくらいに治安が良いです。

実際キューバを一人旅した際、陽気なキューバ人から話しかけられることも多く、街を歩いていると、WBCの影響からかイチロー、マツサカと声をかけられることもありますが、危なさは全く感じません。

上の写真を撮影した後、ハバナの旧市街にあるbarでモヒートを飲んで、深夜2時ごろホテルまで一人で歩いて帰りましたが、身の危険を感じることは無く、全く問題ありませんでした。

ハバナ市街地からほど近い海で泳いでいる子供たちを撮影したら、みんなポーズを取って応えてくれました

社会主義国は国民が貧しく治安が悪いと思われがちですが、他の社会主義国に比べ格差が小さく国民が不満を持ちにくいことがキューバの特徴として言われています。
外国人、特に日本人は犯罪の標的になりやすいと思われますが、キューバでは観光産業が盛んで外国人に対する犯罪の罰則が厳しく、窃盗や強盗で逮捕されると国民の生命線である配給が停止される制度もあり、治安が保たれているようです。

キューバ旅行の注意点

治安は極めて良好ですが、スリや詐欺などの軽犯罪に対する注意は必要です。

  • 安く葉巻を売ってあげると案内されたら、偽ブランド、クオリティが低い葉巻だった
  • 良いレートで両替をしてあげると誘われ、外国人が使うCUCではなく、キューバ国民が使うCUPを渡された
  • 食事の際、頼んでもいない生演奏を聴き終わると、サービス料を要求された

など、周りでも被害にあった人はいますので、治安が安全とは言っても最低限の注意は忘れずに。